医療脱毛は文字通り医療行為にあたり、医師免許を持った者が施術にあたります。そのため、施術できるのは皮膚科医のいる病院やクリニックに限られています。
レーザーを照射して施術を行い永久脱毛が可能で、どこの部位でも施術することができます。全身脱毛はもちろんのこと、気になる部分だけでも脱毛できる便利さがあります。
医療脱毛では施術できるかの判断は医師が行う
美肌効果にも役立っており、顔脱毛をすると毛穴が引き締まりハリが出てきます。総合的な美しさを手に入れられるのは、女性にとって嬉しいことです。
ただし、レーザーによって負担がかかるので、日光に過敏反応する場合には施術できない場合があります。皮膚に一定の疾患がある場合も、同様に施術できないことがありません。
施術できるかどうかの判断は、施術者である医師が行っているので安心です。
医療脱毛とサロン脱毛の決定的な違い
脱毛クリニックと脱毛サロンがありますが、この2つには決定的な違いがあります。
クリニックでは医療免許を持った医師が施術を行い、サロンでは無資格の従業員が施術を行っています。無資格であっても違法ではなく、資格がなくても取り扱える機器を用いています。また、訓練も積んでいるので、危険性はありません。
導入している機器にも違いがあり、クリニックでは厚生労働省認可の医療用レーザー機を使っています。医療行為のできないサロンは光脱毛であるため、必然的に通院回数が増えてしまいます。
もしもの肌トラブルのへの対応
クリニックとサロンで異なる事柄として、施術によってトラブルが起きたときの対応です。
サロンの対応が悪いわけではありませんが、医師が施術しているクリニックの方が的確に対応できます。
万が一トラブルがあった際には、クリニックの方が迅速に対応できるため安心です。
医療脱毛は高い?サロン脱毛との料金の違い
一般的にサロンは、料金が安いというイメージがあります。全身脱毛を例に挙げると、クリニックでは5回の施術で20万円~30万円ぐらいです。
それに対してサロンでは、8回の施術で12万円~20万円ぐらいです。
これをみると、サロンが特別に安いわけではないことが分かります。
医療脱毛は何回通えばいいのか
永久脱毛は1回の施術で効果は期待できず、複数回の通院が必要です。
大体のクリニックでは5回のプランが多く、これには毛の生え変わりのサイクルが関係しています。また、肌の状態やその他の要因により、脱毛完了までの期間には個人差があります。
施術を行った後に毛が成長期を迎えると、表面に出てきて再び施術が必要になります。これを繰り返すことで、永久脱毛が実現します。
肌の状態も通院回数に関係する
自分自身で行う肌のケアも、通院回数に関わってきます。
肌が乾燥しているとダメージを軽くするため、レーザーの照射を弱くします。これによって、脱毛効果は軽減してしまいます。
脱毛前後の保湿をしっかりして、肌の乾燥を防ぐことが大切です。通院回数が減ることは、費用が抑えられることに繋がります。
効果を実感できる平均的な回数
効果の現れ方には個人差がありますが、「毛質」「肌質」「部位」「レーザーの種類」が関係しています。
効果を感じられる平均的な期間は、医療脱毛では3回ほどの通院で体毛の減少を自覚できます。
5回から8回で、自己処理の必要がなくなってきます。8回から10回で永久脱毛が完成して、スベスベの肌を手に入れることができます。
顔の脱毛は他の部位に比べて、通院回数が2回ほど多くなることが一般的です。
医療脱毛とサロン脱毛、選ぶならどっち?メリット・デメリット
医療脱毛のメリット
・永久脱毛ができる
・トラブルに迅速に対応できる
医療脱毛のデメリット
・サロンに比べると店舗数が少ない
・キャンペーンが少ない
サロン脱毛のメリット
・医療脱毛より店舗数が多い
・キャンペーンが多い
サロン脱毛のデメリット
・効果を実感するまでに時間がかかる為、最終的な費用はクリニックとあまり変わらない
・料金プランが複雑
クリニックとサロンには、それぞれのメリットとデメリットがあります。
効果を重要視するならクリニックが良いですし、料金を重要視するならサロンが適しています。
それ以外の部分においても、考慮する部分は多数あります。
クリニックやサロンの割引やキャンペーンについて
サロンの方がキャンペーンを実施していることが多いですが、クリニックも、店舗によって独自のサービスを展開しています。
時には期間限定の割り引きサービスを行っていることもあり、こまめなチェックは有効です。
店舗を絞りすぎるのではなく、複数の店舗の特徴を調べて施術内容を確かめることは大切です。総合的な視点から自分に見合った店舗選びをすると、あとで後悔することがありません。